2013年1月31日木曜日

Natural Mystic



この間の休みにやっと、今年初となる海に行ってきた。
雪が降っていたけど、入水時にはすっきりと晴れて、とても気持ちが良かった。
水温は頭カチ割られる氷水のようだったし、波はそんなに大きくなかったけど、おだやかで稜線美しい波が割れていて、海水も綺麗で人も少なく、風もそれほど強くなく、海鳥が沢山飛び、飛行機も空の彼方で太陽に反射して光っていた。

海の中にいると、自分の心の声を聞ける気がする。
自然と対話するのに、ありのままの自分をさらけ出さなければならないからか。



足元の貝殻にふと目をやると、不思議な模様を見つけた。
人間が作ったデザインでは無い。
いったい何のために、誰が施したデザインなのだろうと不思議に思う。


いろんなルールや理屈がはびこる人間世界にだって、不思議な事って多い。
感動的な事も失望的な事も、ちょっとした偶然や、理解できない現象・・・大いなる自然神秘の中に生きているのだから当然と言えば当然だ。
ルールや理屈も大事かもしれないけれど、自然の持つ説明しようの無い神秘(≒理屈)の方が僕には大事に感じる。
そうした神秘をいつでも敏感に感じれる様に生きたい。


だけど、人間世界に生きているのだから、そこで胸を張るのであれば納得のいかない事や人たちに打ち勝たないといけませんね。



BOB MARLEYのNatural Mysticをと思ったのだけど、昨日の朝、仕事帰りに同僚を家まで送り、ラジオのボリュームを上げたらひどくつまらない番組が流れていて、チャンネルを変えたらちょうど大好きな曲がかかった。
イントロを聴いただけでビクッとして。その時の気分にもぴったりしていて、そんな偶然に一人勝手に神秘的?笑な気持ちになったりしてなんだかとても感動したので、一人勝手になんだけど笑笑、独り占めもなんだなと思うのでその気持ちをシェアするつもりで。

Cindy Lauper Time after Time

この時代のPVは悲しいかな、なんだか恥ずかしい笑。

今日もいい天気だそうで♪
おやすみなさい。

太郎

2013年1月27日日曜日

Just the two of us


2013年の初月。
今日は雲ひとつかからず煌々と佇む見事なまんまるい満月だった。

僕は朝でも夜でも、空を見上げる。
今日は帰り路にも、わざわざ車から降りて、じっくりと堪能してきた。

僕が空ばかり見ているのを知ったら、もしかしたら職場や他の人たちは僕の事を少し頭の弱いヤツだと思うかもしれないけれど、空はいろんな事を教えてくれる。
そして、いつでも僕の気持ちを汲みとってくれ、どこかにその思いをつなげてくれる。



先日、好きなアーティストのお気に入り作品を(飽きもせず・・・)また貪っていたら、そのうちのひとつの題名が『Just the two of us』だという事に気づきなんかジーンとした。


私たち、二人だけ。



当然、連想したのはGrover Washington Jr.のJust the two of us』。

R&B界殿堂入りみたいな曲だから、迷わずリンクさせようと思ったけど、意外に気に入る動画が無かったのと、本家本元のグローバーワシントン先生よりも後年にサンプリングされた『Really into you』育ちだったので、懐かしいのやら珍しいのやらでYOUTUBEであちこちと目移りしてしまい、結局なんとなく気分的に2PAC&Kadafiのかな、って事でこちらに。
今は亡き2PAC先生もひとの事を想う時、きっと空を見上げただろう。
だからこそ、こんな曲が出来たのだと思う。
曲名も、『Just the two of us』から『Who do you believe in』にしてるとこもまたニクいかな。
そして、今の時代でも、僕のような人間が2PACの事を想い、懐かしむ。



当然、楽曲、歌詞ともに本家本元が一番に決まっているけど、こういうのもたまにはいいな。
2PACがなんて歌っているのかが気になる。
不良だからこそ、きっとロマンチックなんだろう。

おやすみなさい。



フルムーンの画像は、イギリス(多分)の人が24日にアップロードしたものだと思われるのだけれど、パーマリンク(更新してもアップロードの日付が変わらない)が設定されていた様なので、今日のだったかもしれないし、今日の満月の画像は世界中のいろんな人がアップロードしていた様だけど、中々気に入るものに出会わなかったので、なんだか心にじんわりくる上の写真を拝借した。



2013年1月23日水曜日

SAMOA'S SONG


アルジェリアの争いで日本人も何人か殺害された。
日本人に限らず、殺された人や親族の気持ちを考えれば、無念で仕方ないだろう。
争いは自分が関わった問題ですらないのだから、尚更だ。



僕は日々、嫌味ぃーな人らにありえない嫌味を連発されたりしてたまに「殺してやろうか」なんて本気で思うのだけれど(笑)、今回のアルジェリアや他の場所、他の時代でも起きる争いで巻き込まれた被害者の気持ちを思うと、自分の怒りや憎しみはちっぽけな物だし、そもそもそういった怒りや憎しみは争いを収束させるどころか、また新たな争いを勃発させたり、長引かせたり、もっと大きな被害をもたらす原因になるのだろうから、そう思うのは止めて、「フン、言っとけ。」とだけ思う事にしている。そう頑張ってる。



写真の、サモア独立国も昔、アメリカだドイツだと親戚でもない他国に領有されたけれど、頑張ってインデペンデントの称号を得た素晴らしい国家だ。
国やネイティブの家族たちが幾年も苦しみ耐えたその気概は「頑張った」なんて一言では片付けられないだろう。

いつでもどこでも、怒りは日々どうしても生じるけど、サモアの人たちみたいに「頑張って」乗り切る方法がきっとあるんだろう。僕もちっぽけな心の中で起きる怒りを沈めよう。
世界中の人々にも、耐え得ないと思う事が起きていてもどうか、乗り越えて欲しいと切に思う。

やり返していい時もあると思うけどね。(全て壊す発言)
人道から外れなければ。(からのフォロー)



いつかサモアに行って、サーフィンばっかして、ネイティブにサメの歯でサモアンタトゥーを腰のあたりにいれてもらいたいなあ(笑)
と、まあ心をのんびりさせる時も必要だ。
今、絶望的な状況にいる人たちにも、心のんびりできるマインドスイッチを早く見つけて欲しい。


太郎

2013年1月20日日曜日

FOUND LOVE


昨日の朝、帰宅してひとり晩酌(朝酌か?)しながら何気なくテレビを見ていて、久しぶりに思わず口にしていたものを吹き出しかけて、慌てて写真に収めた画像(笑)

多くは語りませんが、すごいお二人だなあ、と尊敬ともいえる気持ちにさえなった。



彼らが落語と関係あるのか知りませんが・・・、

私の父は若い頃から落語をはじめ相撲、歌舞伎、芸妓遊び・・・と大のつく道楽好きだった人で、そのため私も幼少から父の遊び場に連れて行かれたし、そうした業界の人たちと父が遊ぶ時(呑む席)には、(まだ目前で起きる全ての事柄が私という人間を形成するのに影響を及ぼす大事な時期だったと思われるのに)父は面白がって平然とそういう場に私を連れて行ってくれた。
また、幼少だった私に対する父のしつけは、そういった芸事にまつわる話から始まる事が多かった気がする。

だからといって私自身が、特にそれぞれの業界事に詳しい訳ではないけれど、やはり、嫌いでは無い。
故に、テレビで歌舞伎だ落語だとなると自然と目がいってしまう。

今朝も、毎週楽しみにしている『落語研究なんちゃら』とか言う番組を朝酌しながら楽しんでいたのだけれど、今日放送されていたのが、柳家さん喬さんという噺家さんの『雪の瀬川』だった。

これは、落語の中でもおちゃらけた、というよりも、心がなんかしんなりとする長い人情噺。

まじめで頭の堅い大店の若旦那が、あるきっかけで、そのとき飛ぶ鳥を落とす勢いだった花魁、瀬川太夫と出会い、恋に落ちる。
当然、商家の跡取りと花魁の恋は時代が故、うまくゆかないのだけれど、離れ離れになったあと、ひょんな事で再開をする。
二人は感動をして結婚する事になるのだが・・・。

とまあ、そんな感じの噺。
また、さん喬さんが上手で聴き入ってしまい、妙にしんなりした気分にさせてくれたけれど、多分、おもいっきりヅラだったのが正直気にはなった。けど、そこは無視しといた。
興味ある人は是非寄席で。



しちゃダメだと言われ分かっていてもしてしまうのが人情で、いつの時代でもその人情がために生じる切なさは変わらない。そうでいて欲しい。



なんだか全く逆の方向へ行くようだけれど、一応、現代に育ち、現代に生きる僕の中ではこの飛ぶ鳥を落とす勢いの歌姫の、一番気に入っているこの曲(PVも好き)が見事にリンクしてしまった(笑)
落語を観て、こんな曲を思い出したって、そりゃ、人の勝手でしょう!

 Rihanna  We Found Love

ペーさんパーさんからリアンナまで、大分飛躍してみたけど、
リアンナのこの歌は『雪の瀬川』の二人にも重なると思うわけです。

あ、でもペーとパーはもう関係無くなってるか!?
いや、見つけてはならない愛をみつけた二人の成功例かも?
ま、そこらへんはひとつ、ご愛嬌という事で。

おやすみなさい。。。

2013年1月17日木曜日

Kuumba


一昨日、雪積もって天気が良くて、なんとも穏やかな時間があった時、
久しぶりにKuumbaを焚いた。


昔に、イベントを主催していた時にKuumbaを炊いていたら、ふらっとある歌姫が現れ、
『何の匂い?』
って言うから、
『Kuumbaだよ』
って言ったら、
『クゥンバ・・・』

ってなんか彼女のうたと同様にやたら心にジンとくる発音でその名前を詠んだ事を思い出した。

という訳で今日はこの曲聴いてから就寝。
香りは、いろいろな思い出を蘇らせてくれます。

寒いけど、すっきりして気分の良い空気。
皆さん、足元お気を付けて。

UA×FISHMANS 雲がちぎれる時

太郎

2013年1月13日日曜日

The Beat Goes On

僕が、Sonny and Cherに出会ったのは、10年以上も前の事。
学生とは名ばかりで火遊びばかりしていた頃。

遊びという遊びに、自分の身体と精神を極限までフル稼働してた。
疲れ果てて家にたどり着き、爆睡して、起きたら何時間・・・何日?経ったかも定かではない状態を繰り返していた。


その日は、起きたら夜中の2時頃で、半日しか寝ていないのか?いや、そんなはずは無い、一日か下手したら二日は余裕で寝ていただろう、と腹の中で笑い、吸いさしに火をつけてテレビのスイッチを押した。

本当にちょうどぴったり、映画が始まって何気なく見ていたら、すぐにのめり込んでしまって最後までstone。

もっのすごく感動した。

その映画の原題が『And The Beat Goes On』だった。


内容は1960年代から70年代に世界中を熱狂させた夫婦デュオSonny and Cherの物語。
ミュージシャンだったソニーが、18歳だったシェア(日本ではシェル)の美貌と美声に惚れ込み
夫婦となり、活動を始めるのだけど、シェアのチェロキーインディアンの血を全面に出した今で言うヒッピーテイスト(?)とソニーの作る楽曲、それと二人の歌唱力、シェアの美貌、そして極めつけは二人の熱愛加減に世間は唸ったわけだ。多分(⇒僕はまだ生まれてない)。

それからというもの、ずっとファンなんだけど、Sonny and Cherについて誰とも談義したことが無い・・・。

シェアは今でもミュージシャンや女優としてバリバリ活動していて有名だけど、
僕の世代や周りの友人では、『ソニー&シェール』はあまりピンとこないのかも。

青山にあるCher(シェル)っていうアパレルブランドはCher(シェア)から名を取ったって聞いたことがあるけど、それもあまり知られてないかもね。

脱線ー。

で、今日(正確には昨日から今朝にかけて)、仕事中にずっと耳にこだましてたのが、Sonny and Cherの『I Got You Babe』。理由は知らん。

1965年に彼らがラブラブ度最高潮の時にスマッシュヒットした曲。
その10年後くらいに離婚しちゃうんだけどね。
映像だと、彼らの仲の良さがテンションを上げてくれる。幸せにしてくれる。
YouTubeで「(rare clip)」とタイトルについてる映像が特にそれを感じさせる気がするけど、
音があんまり良くないから、こっちをご紹介。


うーん、この時のシェア、本当にかわいい。ひとと愛しあってならではというのもあるのだろうな。
日本でも、この頃シェアは人気で、団塊世代には有名。

で、僕はこの人らのストーリーを寝起きがしらに映画で観てしまったわけで。
そりゃ好きになるわ。
本当に愛し合っていてさ、でもすれ違いやら、ボノ(ソニー・ボノ)の浮気やらで結局離婚するんだけど、二人は今でも良い関係なんだそうだ。

『And Beat Goes On』
そしてビートは続く・・・。てか。

ちなみに、『And Beat Goes On』は深夜放送向けに民放局が字幕をつけたものだったみたいで、日本語字幕のソフトはこの世に存在しないっぽいです。
10年以上も調べてて出てこないんだからそうでしょ。誰か、字幕付き持っていたらお願いだから是非譲って!!!!

太郎

2013年1月12日土曜日

STIR IT UP

少し疲れているのかな?
身体に不具合があって痛みがあるからかな?
気分があまり優れない。
疲れや身体の不具合を口外にすることは、ハンデを自ら認めて周りから情けを乞う気がしてあまり好きでは無い。
けど、このウェブログは僕の心の日記だから構わないだろう。
それに、今は沢山考えることがあるのだから、毎日能天気のフリもしていられまい。

癒されたいと思うのは、本能なんだ。


この人たちはいつもガンジャを吸っていつもブリブリでいい加減そうなのに(笑)、音楽となるとデジタルや英才教育を受けたエリート奏者では決して真似出来ないぴったりした呼吸を持って演奏をし、素晴らしい曲を奏でるからいつも感嘆する。だから数少ないレコーディングの映像とかがたまらなく好き。
育ちとか学歴とかそういうの関係無い。
いや、そういうのを自分のプロファイルとして前面にご披露されている方々を遥かに超えた心を備えた『ひと』であって、またそういうひと達のVIBESがこちらに伝心して心慄える。
それが時を超え、映像であってもだから尚さらすごい。
 
そういえば姉が昨年銀座で公開されたボブのドキュメンタリー映画を観て同じような事を・・・感動したと言ってたな、エリート奏者のくせに。(笑)

こうした曲なんかがふと何事もなく頭に流れてきて、一瞬何かに想いを馳せていたりするなんて、今の職場では誰も思わんだろうな。音楽の話を職場でした事がない。。。
てかそんな話をしたら余計アホ扱いされて終わりなんだろう。なんて残念なんだろう。

どうでもいいけどこの曲、実はすごいエロい曲??
歌詞がそう思わせる。

誰か知ってる人いたら教えてくださーい。
ヤマン!

太郎

2013年1月4日金曜日

あったけぇ。

うーん、気持ちいい!

冬の快晴って本当に気持ちがいい。
夏が好きだけど、日本の四季には甲乙はつけがたい。

若いエネルギーと時間を持て余して、毎夜の様にクラブ遊びに勤しみ、朝、家でまだ少し物足りない自分をぽかぽかした太陽の光を浴びながらなだめて、微睡みはじめた時なんかに、よくこの曲を聴いたな。

そう考えると、こういった音楽をたっぷり聴けた時間は決して持て余していなんかなくて、貴重で僕の財産だったのだと思える。てか、そういう風にしか思っていないや。

僕はこれから寝る時間だけど、
これから出かけるのにもこんな曲いいんじゃないかなぁ。


ちなみに、MAD大先生によるNO PROTECTION REMIXの方が尚ヤバイ。
さーてもう一回聴いて寝よっ。

太郎

2013年1月3日木曜日

Let Forever Be

あけましておめでとうございます!
2013年が始まりました。

元旦はすっきりした日本晴れで、とても清々しい気持ちになれた。
仕事でしたがっ。

さて、年明け早々何を書くって事もなかったので、自分的になんとなく年明けっぽい
音楽でも、と思って色々考えていたけれど、やれ、まったりしてるだの、やれ、辛気臭い、年明けっぽくないだの、あっちこっちに行ってしまい、結局たどり着いたのが年末から引き続きケミカル大先生となった。

お目覚めっぽい清々しさと、じんわり聴くより踊りだしたくなる感じ、
バカっぽくて素晴らしい映像とそれに見合った歌詞。というのが決め手。

以前は、あまり歌詞など気にせずに音楽に触れていたけれど、最近は歌詞も自分の気持ちや状況などにマッチしていないとなんだかむず痒く感じる体質になったと思う。聞き流す分には全く気にしないけど。あ、レパートリーが少ない、というものある。

というわけで、今年もよろしく。